About/INNER FLAREについて
香りには記憶を蘇らせる効果があると言われています。
生活の中で、人の意識や心理に大きな影響を及ぼし、好き/嫌い・快/不快を判断する必要不可欠な存在です。
しかし意識をしないと気づかないような不思議な存在でもあります。
ふとした瞬間、香りにこころが奪われて時が止まる。
見えている現実世界よりも、過去世界や感情世界へトリップする体験。
誰しも経験があるのではないでしょうか。
懐かしい場所、好きだった人、思い出の風景、旅先。
写真や音楽で振り返るよりも高速で濃厚なノスタルジーを感じます。
いい思い出も、消したい記憶も。どんな過去も認めて今のあなたが前に進む。
そんなプラットホームを香りで作りたいと考えています。
1990年生まれ 山梨県甲斐市出身
幼い頃から香り・記憶・心理に関心をもつ
山梨県立甲府第一高校を卒業後、東京バイオテクノロジー専門学校で化粧品開発と調香を専攻
香水メーカー、化粧品製造メーカーを経て2023年9月に独立
香りと化粧品を主幹事業とする株式会社INNER FLAREを設立
フレグランスアーティスト/化粧品製造コンサルタント/東京バイオテクノロジー専門学校講師
1. 過去を想い、今を讃える
「過去」を想起する香り、「今」を保存する香り。
人生という一冊の日記に香りのしおりを挟む。
そんなメッセージを込めて一つ一つの制作に向き合っています。
2. 5万人のこころを香りで動かす
香りは音楽やスポーツと違い、一瞬で多くの人を感動させる事はできません。
でも、一人一人に向けてこころを込めて香りを制作する。表現する。
時間はかかるかもしれませんが、スタジアムいっぱいの人にいつか感動を届けられると信じています。
3. 香料を共通言語に
あなたの好きな香りは？と聞かれた時に香料単位で答えられるような仕組みを提供したい。
好きな音楽は？好きな食べ物は？と聞かれた時に、「ロック」「和食」など「ジャンル」が答えられる。
もっと言えば「スネアドラムの音がいいよね」とか、「やっぱりコシヒカリって美味しいよね」など素材についても話ができる。
しかし香りはどうだろう。「製品の名前」を答えるのが精一杯ではないだろうか。
完成された「それ」を分解する機会、ジャンルや素材について知る機会が少ないのではないか？
そんな仮説を基に、香りをもっと分解してジャンルや素材を日常会話の共通言語にしたい。
香りのリテラシーが上がる事で思い出の香りや、好きな香りにたどり着く確率がグッと上がります。
香りを意識した生活、鼻を使って生きること。それはすごく楽しい。